サワダの侵入者を拘束。

夜、リーダーのリュウから裁きを行うという。

サワダ宗教のような強いマインドコントロール。

背負うなよと言われるが、命がかかっている判断や統一に、リュウは限界のようで…。

一方、捕虜は逃げようと縄を解いていたところをリュウに見つかり、暴力を受ける。

屋上の際に並んで立てと命じるが、結局三人を突き落としたのだった。

叫び声を聞いたイキルとセイが学校にかけつけ、口論。

リュウは「逃げようとしたやつらがロープに繋がれていたため、落ちた。

助けるつもりはなかったさ」と言うが、処刑したのは皆のためってまとめたいのかな。

リュウ、そこまで言わないけど。

この巻では、私の好きなナオさんの出番は僅かで、骨を砕き、油を作るシーンくらい。

一方、セイはリブと山に入ることに。二人は両想いみたい。

しかし、学校にいるセイ側の方は、再び争いが…。

寝坊から、作業の役割の成果が得られないこと。

しかし、リュウはついに過労から倒れてしまう。

「俺はリーダーになんかむいてない」というが、

みんなはリーダーはリュウだと思っているし、謝りもくるし、慕われている。

リーダーって別に、完璧じゃなくていい。

セイのグループのみんなは、いつだっていろんな意見を出してきて、

そうして前にすすんできたから、話し合えばいいよって。

みんなで団結したのだけど、サワダ側は冬が近づき、家畜や作物の見込みがたたないそうだ。

サワダはカイに成果をみせろ。と、セイのグループに奇襲をかける。

挟み撃ちをし、トモを人質にとらえ、カイは去っていく。

主要メンバーのトモがサワダに労働力にもならないと、

吐き捨てられるが、サワダのオモチャになりそうだ。

乱暴しないでくれと懇願するトモだけど…。

むごい。

トモ奪還へは、リブもついていくことに。

以降、11巻につづく。(発売は、いつだろう。)

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