穴が完全に塞がれてしまい、絶望するガクトとキヨシ。
ガクトは、一体何のために糞まで漏らしたのだと悔やみ、夜中もすすり泣いている。
そんなガクトのため、絶対脱獄すると誓うキヨシが、
「女になれば道はひらける!」と宣言する。
はい、シンゴ ジョー、アンドレはBL妄想に歯止めがきかず、勝手にひいてるし。
(キヨシが、そんな宣告するかよっ!千代ちゃん一筋だっつーの。)
そして作戦は正面突破あるのみ。女装して抜ける。
算段は、クリーニング屋の車から女子の制服を盗むという。
脱獄前日、ガクトは副会長に散々挑発をし、謝りに行った。
皮の手袋をはめ、ブイイィと唸るモザイクがかかっているナニには、
ガクトじゃなくともハァハァですよ。
戻ってきたガクトは、丸刈りにされていた。
苦労して手に入れたガクトの毛をウィッグにするのだと。
陸上部地区大会の手伝いをするプリズン組。
昼、勝負のチャイムがなる。
3巻の1番のお気に入りは、P114のラストのコマ。
キヨシの体格、半裸。女装に励むキヨシ、かわいい。
キヨシ、門を抜ける寸前のところで会長に捕まる。
しかし、バレたからではなくカバンを背負っていたことを注意しただけで、
命拾いをしたキヨシ。
苦労の末、千代と合流し浮かれて幸せマックでキモイ顔をしているキヨシ。
コワいよ。
見栄をはったり、一緒に写メ撮ったり。
再びプリズン組へ場面がうつる。
副会長、キヨシがいないことでトイレへ。
あの、クソの音で副会長を撃退成功。しかし次はないぞ!
千代は、キヨシがトイレに行った間、力士の振動で倒れたお茶をふく。
キヨシのカバンが濡れて、覗くつもりはなかったが、開いていて。
そこには千代本人の制服が。
浮かれていたキモチが一気にひいていく。
その顔が、やっぱり会長の妹さんだという表情をしていました。
涙を浮かべ、去る千代。
不思議に思い、何が?と思うキヨシだって、原因がわかった。
カバンの中身を知られたんだと。
終わった…とどん底のキヨシ。
場面が変わり、プリズン組へ。
今度はシンゴがキヨシがいないと言う。
シンゴ相手じゃごまかせない。
そこへ副会長がきて、キヨシを呼びにトイレのドアを蹴破ったところで…。
<つづく>