風呂場にて。
キヨシが脱獄計画がばれたと、苦悩している。
ガクトの奴が余計なことをしないかと不安がるキヨシ。
そして、花さんの復帰。
ガクトはキヨシに四股を踏んだり相撲ネタで揺さぶってくるが、
実はキヨシの脱獄を協力したいと申し出たのだ！
具体的には作業の後、わずかな自由時間で作戦を練るしかない。
ガクトは秋葉原で開催されるフィギュア祭で、どうしても逃せないものがあるという。
相撲デートと行き帰りに必要な時間は３時間だが、どうやって副会長と花から逃れたらいいか・・・。
ガクトが危険を顧みず花にのめされて、やはり花さんを味方につけることはかなわなかった。
キヨシをトイレに行かせて策を練ろうとしたガクトのおかげで、
１巻の借りを返してやると迫る花さん。
しかし、我慢していたが押さえつけられるは握られて、ついにビューっと・・・。
花さんの口の中にね。精神崩壊してしまった花さんは、監視から諸事情により離脱。
花さんの監視がなくなり穴掘りは順調。何とか１人通れるようになった。
一方その頃、理事長は尻コレクションを埋めていた。
脱獄予定、５月７日。カレンダーに「陸上地区大会」とみつけ、愕然とするキヨシとガクト。
（いつもの作業がないんじゃ脱獄できねーよ！！）
陸上大会の分担を聞いて３人か・・・。と仲間を入れようとする２人。
２巻で、そういやまだそんなに出番のなかったシンゴがここでようやく。
キヨシと土曜のんびりしてーな。と、
期待していたシンゴだがガクトとキヨシの「いっそ、いれるか！」、
「ポマードでどうだ？」と、
話していたのを聞いてしまい勝手に妄想し恐怖し、ゾクっとするシンゴ。
気を落ち着け、正気になれ。
考えすぎだと自分でくだらないことで悶絶しているシンゴがかわいいし、
その後、またもや風呂場でガクトとキヨシの（石鹸が滑って・・・）あれを見てしまい、
風呂場から飛び出してアンドレとジョーに、キヨシが責めていたのをみたと、
誤解したまま話を吹き込んでしまう。哀れなキヨシ。
さて、最後の武器、副会長の注意をひくための音がない。
そしてネタがない。授業も残り２０分。
フィギアのため、ガクトはやってはいけないことをして、キヨシに託して散っていった。
とにかく作戦を成功させようと２人の絆はより強くなったが、
穴に埋めただけの尻コレクションをセメント固めした残りで、
頼みの綱の脱獄経路をふさがれてしまっていた！！
花さんとキヨシのシーンと風呂場のあんあんの誤解のあたり。
シンゴのキャラが、このへんでしっかりできてきたように感じます。
髪型と口が悪いただの不良系キャラだけじゃないんだぞ！！
嫌いなキャラが誰もいないっていう、なんだかいろんな意味ですごい作品なんです。
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