世界がもし、100人の村だったら…シリーズの食べ物編です。1、は持っています。
今回は増え続ける人口、棄てられている食糧の世界規模の計算。
食べ過ぎている、アメリカ人の死亡理由などの内訳に、ここ50年で変わってしまった自給率。
そして変わり果てた地球の環境、朽ちてしまった田畑の様子。
棄てられている食糧を栄養失調の人にまわしたり、日本人のサプリをはじめ、タバコ。
健康食品にまわすお金を発展途上国に寄付したら、予防接種に粉ミルク。
給食、水や衛生の確保ができるのに。
豊かなクセに足りないと贅沢して、他国に甘えている日本人の1人にカウントされてしまうのは、ちょっとショック。
質素な生活を心がけ、なるべく地産地消を頼っている。
内容全てが私に対し、責めているわけではないですが。
フェアトレードの紅茶にチョコレート、雑貨。生協でもボランティアでも寄付をして、
女性の支援やきちんとした賃金を得られるように協力しています。
それらの警告だったり工夫が本の前半にありました。
次はネパールの、女の子の日記があります。1
4歳の女の子は出稼ぎしている父と兄弟の助けにと、早朝5時から水牛や家畜の世話が始まるのだそう。
彼女の仕事はやたら沢山あって、驚いた。炊事。薪を使って火をくべる写真。
夕方再び水汲みに出るのだという。彼女は語学の勉強が好きなんだそうです。
でも病気をして、更にお金がなくて医者にかかれなかった。
また学校にいきたいとお母さんに頼んで、今は通学を続けられている。
とありました。
日本と違う事情。学校から毎月食用油が支給されているそう。
買わずにすんだお金は、おかずが増えるし、貯金をしてあるそうです。
支給されている油を支援してくれるのは、国?ユニセフのような団体から?と疑問に感じていたら、
巻末に国連からの支援で栄養不足を解消するための給食プログラムとして行われていたとわかった。
ネパールの女の子を通して、何を食べ、思い、なにに不自由しているか。夢は何か。日本と違うことは?
と、次々証されていった。
大切に受け止めて、子供たちに1日生きる大切さを伝えたい。
<ベストセラー本の買取査定しております。>
関連記事
- 投稿タグ
- 書評