古書店さんをやっていると
「やめてもらいたいなぁー」と思うお客様の行動ってだいたい決まってくるものです。
今日は、こんなお客さんだと古書店に好かれないということで、
誰もが感じるやめてもらいたい行動をいくつか挙げてみたいと思います。
まずは、書棚前に置かれている平積みされた古本の上にスーツ姿の
サラリーマンが仕事鞄を置いて古本を立ち読みしているところを
しばしば見かけます。
私も案外そうなのですが、鞄などは直置きしたくない・・・
鞄の底が汚れるのにも抵抗がある方は、鞄を床には置かず、
古本を鞄置き代わりにしているのですが、
やはり、他のお客様から見たら買いたい本の上に鞄があるのは、
気分が良くないものです。
また古本に小キズがついたり、汚れがついたり、
経年がある本などは、すぐに痛みの原因になってしまいます。
置きたい気持ちは分かるのですが、控えていただきたいですね。
あとは、梅雨の時期などに多いのですが、傘をもったまま来店されて
古本に傘を立てかけて立ち読みしている方がいらっしゃいます。
古本屋さんに入る前に傘の水滴を落としていても、傘が古本にあたると
どうしても水分が付着してしまうため、シワや本の歪みの原因になってしまいます。
傘については、傘立てやビニール傘入れを用意している古本屋さんも
ありますので、出来るだけそういったものを利用して古本屋さんを
楽しんでいただけると嬉しいものです。
古本屋さんも湿度管理にはかなり気を使っていますよ・・・笑。
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