冬が近づき、狩猟生活が厳しくなり、新しい人間や争いが生まれてきたことを悲観するさおり。
それを、一緒に逝くよ。といって、首を絞めてしまう。
さおりはカイが好きだから、もう少し頑張りたいとも。
でも、うんざりで、先は必要ないとするカイ。お前、死神かよ。
一方、スギさんはさおりの死体をみつけ埋葬してやるが、
信頼できるのはリョウ、セイとトモだけだから打ち明けるって海まで、急ぎ足。
さおりは他殺なんだと言ったスギの未遂は「首吊り」だったとここで判る。
それから屋上にいるリブにも、カイは「一緒に終わらせよう」とか明日はないとか…。
リブに本気であたったセイを思い、カイの「説得」は聞き入れないリブ。
それからなんとサワダが学校へ。
ナオの代わりをもらっていくからと。
何とか追い払うが、今後の身の安全とサワダ側の女性を助けようと、
リョウ、スギ、セイとミノル。
サワダ側は本当に家畜作物を精力的に行っているのがわかるが、
見張りと出くわして仕返しと思われサワダが出てくる。
リョウはサワダの集落の作物や情報を聞き出したが、
サワダは「ここは俺の国」発言をする。
女も男もサワダの奴隷のようだ。
ナイフをふりまわすサワダ。
ピンチのリョウにセイが弓をひいて応戦し、リョウ達は帰ることは出来た。
セイ、人を傷つけたことでもやもやしてしまう。
射ぬいた人の光景が頭から離れない。
でものろしで呼んだケンが山にきて、イキルに吠えられるケンがかわいいし、
この頃からケンも、みんなと打ち解けてセイを気遣ってくれてるのが、
読んでる自分も嬉しいです。
トモとリブが山小屋にいてくれて、沈む気持ちが晴れたセイを
気遣って早く帰るトモとケン。
夜、頑張ろうと押し倒してるセイ。
そのあと、自分の過去を話すリブ。
というか、まだマリアだったけど。
イキルと同じ名前をセイがマリアにあげて6巻は終わります。
呪いがいつか消えますように。
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