2巻のあらすじ。セイが逃げ込んで入り浸っていた図書室に、図書委員兼弓道部の英子センパイとの記憶。

彼女に弓道部に入らないかと声をかけられて以来、弓の歴史などを教わっていたセイ。

いつしか弓道部の顧問と、言い争っていたことがあり、彼女は妊娠していたそうで…。

自殺したということ。

それから、セイたちの暮らし、漁の方はというと水温が下がってきて冬が近づいてきている。

干物を干したり工夫しているが、食糧の確保の問題がずしりと迫ってきていた。

一方、殴りあいが起こり、その後看病していたのだが、

名前も知らない彼は、ついに亡くなってしまう。

セイは山に入る決意をリョウに告げると弓を持ち、出ていってしまう。

はじめての獲物をなれない手つきでさばいたところで、

重くて運べないことや、肉の処理に立ち往生。

煙のあがる場所には、犬を飼い、野菜を育てていた男性がいた。

肉を半分わけたセイが、「代わりに犬をもらいたい。」といったが、

「食べるの?」と言われ無言のセイ。

セイは、そんなやつじゃないよ。

それから、その小屋の住人は我にかえってセイに、

「あんた何をして(島)ここに来たんだ?」と慌てる。

奪い合いや殺しがまた始まると、恐怖に怯える住人。

ここは無法島なんだと…。

今までは、生きることに向き合えず自殺してきた人間のストーリーだけでしたが、

たまたまセイと共に生活しているのは良心あるメンバーだっただけ。

いつ流されてきたのか、島で最後をむかえた白骨死体や、単独行動をしていた人間と数人会っただけ。

危険な思想の人が、もし島に来たらっ!自殺未遂者だけが流される島ではなかったらしい。

どうする、どうなる?

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