退学まで、時間がないっ。副会長を腕相撲に誘き寄せ、時間稼ぎをしている男子。
前巻のガクトに続き、キヨシも敗れ、残り3人で時間を稼ぐことに…。
シンゴは呆気なくのめされ、ガリガリのジョーは、もはや論外。
ついに学園最強のアンドレとの一騎討ちだ。
が、アンドレの右乳首に長い毛が。
それに心ぐらぐらかき乱され、苦悩する副会長。
寸前のところで持ち返す副会長とアンドレ。
副会長が集中できない分、一気に叩いてしまえと煽る三人。
罵られ、ツバがとび、はうはうビンビンになってしまうアンドレ。
(だってあんた、近距離だよ。顔面からツバが来るのよ。M野郎アンドレだよ)
こんなご褒美他にないよ。
踏ん張って息を吸えば毛がわさわさ揺れる。
副会長は目を瞑り、「みなければ良いだけ」と、カッとフィニッシュへ。
男子の時間稼ぎむなしく、データを持ち帰ることはできず、退学決定かと落ち込む。
(特にガクトが廃人。ショックのあまりプッツンしちゃって、憐れすぎ。)
最後の晩餐のためリクエストを聞いて、ガクトのバッタの天丼のため、
虫取りに奮闘する副会長のコマが、印象的です。猛烈に。
男子を見下す割に、丁寧というか。世話好きで。
必死の形相でバッタに迫り、天丼を作った副会長の優しさ?
いいですよねぇ。
そしてバッタ天丼を食べて、ようやく正気にかえったガクトだが、
もう時間はないから嘆願書を書くしかないと言うキヨシ。
副会長は嘆願書なぞ認めない。と破いたのだが、
実は裏を書いて直接理事長に訴えることをキヨシの作戦で、一か八かと出る。
一方、調理室の花さんは、キヨシに仕返し出来なかったことを思い返していた。
復讐出来なかった何かを考えていたら、調理台の下にエリンギをおとしてしまい、
拾った時のエリンギの感触で〔保健室でのアレ〕を思い出してしまったッッ!
殺意に揺らめく花さんのオーラは、とてつもないな。
ところ変わり、理事長室では君らの話を聞くチャンスをやろうと言われる。
キヨシは理事長に、「尻が好きです。」と直球勝負を持ちかけるが、
なぜ尻か?と問いかけられて、詰まってしまう。
キヨシを殺すと迫る花を撃退した副会長が、
理事長室を盗み見していたが、そこからヒントにキヨシは尻を説く。
熱意に動かされた理事長は、1日の猶予を与えた。
(でも1日で、何ができるの?)
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