映画館では、いつも予告が露骨すぎる気がして、

DVDレンタルがはじまっても新作ではみないだろうと思っていましたが、

TSUTAYAで借りようと思い始めた時に、

図書室で見つけたため読んでみることにしました。

前回、アリエッティを書いた時にあるように、

宮崎駿さんの作品に期待のキモチが膨れなくなったため。

時間があれば触れようという位のキモチでした。

飛行機の魅力にとりつかれたような二郎の少年期から

青年期の設計に励む姿と、菜穂子さんの短いけれど精一杯生きるストーリー。

カプローニとの精神世界での対話など、

ちょっといっちゃってるように感じたけれど、

何度も何度もテスト飛行を重ねて、前を向く二郎。

汽車の事故では、お絹さんをおぶり、

汗を流し、また青年期に入っては、傘をひろう。

菜穂子を思いやり、片手を貸し、

手を繋ぎながら仕事をする二郎は、とても良かった。

風が運んだ飛行の成功と、菜穂子との別れた。

言葉も交わすことなく、二郎は仕事場で菜穂子との別れを感じて、

そして終わるのですが、尻込みしたり苦手意識や映画の評価だけに流されて、

みない、触れないままでいなくて良かったです。

その後すぐ、TSUTAYAでDVDを借りましたよ。

宮崎駿監督の作品は、ステキですよね。

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