残りの村人はついに12人に。

半数は、もう…。王様がだれかまだ検討もつかない状態。

夜鳴村は完全に隔離されている。

入院している弱った母に、父とおじいちゃんが死んだことをどういやぁいいんだと弱る一成。

当たり前だよ。1人離れているお母さんに、何て言えというんだ。

8月13日、次の命令により〈村人の生首12人差し出せ。〉もちろん従わなければ四肢切断。

死んだ家族の首を切り落とすことを強制的に行うしかなかった。

一成と勇二は奈津子を守るため、大輝の母に突き落とされてもなお、

命令の罰の迫るすれすれに村に戻ってきたが、

大輝の母はもう、大輝のいない世界の数日の間に、

もうとっくに壊れてしまっていて、腕をもがれ足をもがれても、

大輝くんを求めてなくなったのですが、

たった1人にされてしまったお母さんの痛みは、

読んでいてすごくつらかったです。

そして、いなくなってしまった奈津子を探しにきた一成は、

奈津子の家の倉にある、禍々しい感じのものから逃げ出したのだった。

ミチ子や修平たちが別行動をしている箇所をみつけた。

王様に敵うちをするつもりなのだろうか。

今まで、王様ゲームの色々なマンガを読んできました。

惨たらしい虐殺。

最近、小学生のうちの子どもたちが私の読む本に手を出すようになりました。

一緒に読んでいます。

命がけの心理描写、信じたいと願うキモチや、

一生懸命生きることを感じて欲しいと思っています。

退屈な毎日ほど、実は大切で見過ごしてしまい、甘えてしまいがちな暮らしでもあるから…。