冬休み、実家へ帰らない八軒。先生たちに「なぜ居るんだ?」と、驚かれたが、
鍋をはじめ、校長先生が臼でひいてきた蕎麦も、ご馳走になる。
そして除夜の鐘がなり、牛の出産にかり出された。
駒場が、臨時のバイトに雇われて、八軒と出くわす。バイトをかけもちしている。
とか携帯を仕事の関係で買ったと聞いた八軒。
また、ギスキスした空気の中、中島先生に声をかけられて、
駒場と八軒が初詣に行った先で、あやめとみかげに会った。
あやめは、「景気が悪いし、つまらない男になったのね。」と駒場に言い捨てた。
高飛車で、神社のおみくじの買い占め、賽銭も弾むといっていたが、
手が滑り、全財産入れてしまったところは、好きかな。
あと、ベーコンとソーセージ班にわかれ、試食や売値で悩む一同。
価格に正しい答えはないけど、「おいしい」も販売側のチャンスも自信もほしい。
販売会の前に西川がラベルを作るが、またエロい。却下!八軒に破り捨てられたのはウケました。
毎週ある、一般の人むけの販売会は、活気があり、圧倒される八軒。
規格外商品をつけたり、アタフタする。
お客さんはエゾノーに安心し、買っていることや今までの先輩が築いてきた信頼やらを思ったが、
チクッとしたものがあった。
生産者のために、次に活かしたいと奮闘する八軒…。
9巻で、兄と結婚したアレクサンドラさんが学校へ来て、
兄と二人、インターネットを通じて家庭教師をしているようです。
そこの下りが感動したんだけど、
八軒が兄貴にたいしてクワッと悩んでてドアップな顔が、またスゴかったです。
雪まつり、駒場を呼び出して、みんなで元気だせとエールを送る。
タマコも、「しみったれた顔、いつまでもするな。」と、彼女なりに励まして。
駒場は空になっている牛舎の中で、トレーニング。
そうだよ。立ち上がってくれ。
<銀の匙シリーズの買取はこちらからお願いします。>
関連記事
- 投稿タグ
- 書評