メッセージ性の強いテーマが私、好きです。

すえのぶけいこ先生の「リミット」。以前マンガ喫茶で読んでいました。

たまたまマンガを仕入れようとヤフオクをみていたら、

みつけて当時を思い出しかってしまいました。

コミックは6まであります。

表紙は白で、キャンプで生き残ったメンバーが1巻に1人描かれています。

さくら、今野、ハルそしてクラスの地味な森重、神矢。

キャンプに向かうバスの運転士の疲労の色が…。と思っていた。

なにかありそうだなと。

そのうち乱暴な揺れから、バスは転落。

目をさました今野がみたのはクラスメイトの山になった…。死体。

携帯は圏外。さくらの目は、こちらをみている。

ハルはさくらを喪い、薄井もみつかる。

森重はタロットで占うが、ばかにする今野。

神矢はバスから荷物を集めてきて、生き残ろうとしている。

今野は、もうさっきまでの世界が一瞬にして奪われてしまい、

もとに戻れないことを知る。

臆病な薄井と神矢は、鎌を持つ森重に従うことにする。

(薄井と神矢は意識は違いますけど。)

刺激してはダメ。土下座をして、森重に従うふりをする神矢。

森重は更に支配しようとし、食料をかけて争えと煽る。

ハルはさくらを喪った悲しみや、

今野への恨みなどを槍に込めて突き刺そうとするっっ!

心理描写、問題提起シリーズを良く描かれるだけあって、

眉の動かし方もうまいんですよね。

実際、眉、目だけのコマ結構ありますしね。

女子5人、支配とか学校での立ち位置やら、

やっぱり女子はこういう流れになってしまうのか。

これじゃあ、帰れなくなっちゃうよ…。

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