アジア最大の名門校である、ワルハワ学園にて、
女子生徒のゾンビ化事件から物語は始まります。
バイオハザードが好きで、
CAPCOMのバイオハザードに関係するものは
ドラマCDにゲームの予約特典の小説をはじめ、
東京フィルハーモニーのオーケストラまで参加して心酔している私。
マンガを描いている人の芹沢さんの他の作品は「猿ロック」も大好きです。
このマンガも原作はCAPCOMでありながら、
バイオハザードのメインキャラクターだけの
ストーリーでないという部分も新鮮で買ってみました。
なんていうか、巻き込まれた一般人や高校生位の緊急時の本気?
とか限界をみることができる機会だと興味持ちました。
さて、リッキーという軽い理工学部の大学生と、
同じく理工学部の教授のダグ。
リッキーのおじさんと、かつてのダグの恋人だった、
学園のシスターグラシアから手紙でマルハワ学園へ向かいます。
ゾンビ化した女子生徒は、マザーが拘束し焼いてしまった。
学園のプライドを守るためにと手段を選ばないマザーグラシア。
冷たい。冷酷。
バリケードまで学園にあるし…。
コミック半ばで、ようやくピアーズ、クリスにメラちゃんの戦闘シーンがあって、
キタキタキターっと心踊ります。
メラって、オリジナルキャラクター?可愛いです。
ちょっとだけネタバレですが、食べるのダイスキな子です。
もともと戦闘員ではないんですよ。
学園にフードの女の気配があって、
どうやらこいつのせいでゾンビ化、
感染拡大で次々に生徒が犠牲になっていく。
ついにアリサまでゾンビになり、
リッキーに噛みついてっ!感染するのか!
リッキーは、感染せずに済んだのは奇跡ではないと睨むダグ。
1巻のオススメどころは、リッキーがネズミを網で追いかけて、
生徒会長のビンディちゃんが、「惜しい」と握り拳をするところ♪
マザーに襲いかかるゾンビ。
それでも、自分のためだけの私の学園だと学園の威厳に執着しているマザー。
こんなこと、僅かな時間稼ぎにしかならないのにと、やりきれないですね。
ラストにまた、学園教諭レイと、警備員のカプールが出てきます。
レイ、カッコイイ。
ダグ、リッキーと四人で事件の調査をしに
出発にむかうところで1巻のおしまいに。
一般人の武器、やっぱり頼りないですね。
オノに刀。少しの銃。
早くクリスたちがきてくれますようにっ。
<イラストレター芹沢 直樹の作品買取いたします>