雷句 誠の人気書籍といえばこちらの「どうぶつの国」。
今日は13巻の感想です。
今回はネタバレはなるべく控えて、
感想重視にしたいと思っています。
上手くまとまるかな?はてさて。
表紙は、ギラー。このマンガには人間は5人しか登場しません。
なぜなら人間はずっと昔にゼリダ病という、
子を残せなくなる病気にかかり、
僅かな生き残りが人間の5人の子供でした。
野生動物に育てられ、
村を統一してきたタヌキを親に持つタロウザの物語です。
テーマ、共存。
もうすぐ終わってしまいます。最期の闘いです。
イレインは人工知能を秘めた最強のキメラとして復活しました。
記憶もなく、星を破壊する。
それを必死に止めながら、イレインを抑え、クオウの声を届けていた。
しかし、13巻ラストで、ギラーがイレインの背後に迫り、
クオウの頭を破壊してしまった。
作者、雷句先生のファンになったのは長女を妊娠していた最初の冬、
つわりがようやく少し回復した頃、
高校の同級生に無理やり「ガッシュベル」を見せられてからです。
サンデーでガッシュが連載されていたのを知っていました。
それから魔界の王を決めるというストーリーが、そのガッシュにありました。
今回は、命そのもの。生きることの意味がテーマでした。
死にゆく命の最後をたった一人で見守ってきたクオウ。
クオウがキメラを使い、それでもなおイレインを作り直して、
最初から一緒に歩もうと望んだ世界の先に…ギラーが。
死んだ命を想うから戦う、守りたいから戦う。
でも、どちらかは必ず犠牲になってきた。人間も動物も。
震災のあった時も、うちも出産はじめ大変な時、
ガッシュや、どうぶつの国を心の励みにしてきました。
今の子供たちにも、大人にも読んでほしいマンガです。
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