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3/16(日)本日、埼玉県日高市は雲ひとつない快晴です。
どーも、古本買取専門この道一筋のいぶちゃんことマッタツ書店専務です。
週末は、わたくし、いぶちゃんがブログを担当させていただきます。
今日のテーマは、アベノミクスと古賀そしてあなたでございます。
私なりの視点で今日も言いたいことを言わせていただきますヨ。
連合の古賀会長が、昨年10月に5年ぶりに、
2014年の今春闘で賃上げを打ち出しましたが、
何故か失笑を買っています。
曰く、
「労働者の所得向上と消費マインドを改善し、
デフレを脱却し経済の好循環を実現させる」と。
この5年間ろくにベーアップや雇用の格差是正、
非正社員問題を改善するために闘いもせずに、
アベノミクスで安倍首相が賃上げを大企業に要請し、
それに追随する流れが出来てきたら、
労働者の味方のトップたる連合会長が追随しだし
要求を出した構図が失笑を買っているのです。
労働組合は自己の組織の労働者のための
生活向上や労働条件の改善を要求し、
その実現を目指す組織です。
そうした健全な要求実現が経済の好循環を生み出し、
社会全体の向上の一翼を担っていると言えます。
にも拘らず、古賀連合はその役割を自ら放棄し、
大企業側に立ち利益確保に血道を上げてきた結果、
自己規制が過ぎてデフレになり
また正社員の非正社員化が社会で問題化するほど
労働者構成のバランスが崩壊して来ています。
また、グローバル化した企業間競争だからと、
安い賃金の世界の労働者と競うため、
企業の永続性のため賃上げを抑制し、
世界の各労働組合組織指導者が驚くほど
モノ分りよい労働組合を演じてきたワケです。
政府がそのアベノミクスの成功のために
賃上げを企業に要請するのも、
余りに頼りない労働者組織に業を煮やしたためとも取れてきます。
来季2年間も古賀会長の異例の3期連続続投は決まりました。
彼は大企業パナソニック出身の社員ですが、
こうした労働貴族たちが、
現代日本の大労働組織の長に居座る限り、
健全な労働組合運営、組織の発展は真っ暗闇と言えます。
事態は本当に深刻です。
こちらのブログをお読みいただいている読者のみなさんは、
この現状についてどんな意見をお持ちですか?
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