4月に入り、暖かい日が続くのかと思いきや、
今日の埼玉・日高市は、雨交じりの少し肌寒い1日でございます。
マッタツ書店のいぶし銀と言われる銀ちゃんです。
本日のテーマは、日本の成果主義について述べたいと思います。
かって日本式経営の柱は、年功序列と終身雇用と言われていました。
今は、欧米式経営の成果主義、能力主義が当たり前のように言われています。
ーが、本当に日本の企業の成果、能力主義は、機能しているのでしょうか?
皆さんも会社で、能力査定の評価を受けていらっしゃる方がいると思いますが、
査定幅、額共にどうですか?
どういう根拠や理由で決まっていると思いますか?
納得がいきますか?
日本式の査定は、上司の好き嫌いや、
酷い場合は、総人件費を抑制するための道具として使われているケースがあります。
社員のやる気を引き出すのでなく、やる気の喪失を招きかねません。
本来の目的は、社員の活力を引き出し、
会社の売上利益の向上に繋がる手段として利用されるモノでなくてはならないはずです。
前年の査定が悪くても敗者復活する仕組みが整っていなくては、なりません。
でないと目的と全く逆の悪効果を生み出しかねません。
さて、かって日本式経営は、終身雇用で年功序列がぬるま湯で、
競争が無いと酷評されて消え失せているように見えますが、
また、一部残している企業もあります。
日本式経営の良さは、先輩が後輩に仕事の詳細を伝授し、
鍛え成長させる家族的経営の仕組みだったと言われています。
安定した終身雇用で下剋上がない、
つまり、後輩が査定で上司に取って代わるコトなく仕事を継承できる訳です。
もちろん、時代と共に改良を加え年功序列のみに固執しない仕組みを取り入れる必要もあります。
要は、人事管理は能力主義と言う掛け声だけでは、機能しないのです。
皆さんは、どう思いますか??
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