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最近、日曜日の恒例になりつつある私、
マッタツ書店の専務akaいぶし銀こといぶちゃんでございます。
さて、先週と一昨日の大雪で埼玉県は大荒れです。
マッタツ書店の近隣住宅のカーポートがいくつも崩れているのを見かけました。
なんでも一般用では30cmほどの積雪にしか対応しきれないとか・・・。
2台の大型カーポートが積雪で崩れて車が2台とも潰れているのを見ると、
なんとも痛ましい光景で見ていられません。
ここ数十年、経験のないような異常気象です。
本日は路面がかなり凍っており、アイスバーンになっていますので、
どうか極力、不要な外出はお控えになった方がよろしいかと思います。
では、今日のいぶちゃんのズバッと朝ズマコーナーです。
出版物総売上高は、1996年から17年連続して低迷しています。
2012年の統計で、総売上高1兆7720円。
内訳は、雑誌9800億円、書籍7920億円。
去年2013年は更に3%強低下しています。
17年前から売上高が実に1兆円消失している計算になります。
この数字を見ると出版業界は、正に斜陽産業と言えると思います。
売上高が減少しつづける中で、2000年にAmazonが進出して来ました。
減り続く売上高を奪い合うことになりました。
業界では、Amazonを江戸幕府に開国を迫った
米国ペリー提督になぞらえ「黒船」と呼んでいます。
米国には出版物再版制は有りません。
つまり、出版物は小売りが値段を決めます。
スーパーで食品を安売りするように出版物も自由価格と言うことです。
しかし、日本は再版制で守られ基本値引きはしていまはせん。
ここで、アメリカと日本の書店数比較を見てみます。
国土は、日本の24倍。日本の書店数 2013.5. 1現在14241店。
日本は、10年で、5000店減少となっております。
対してアメリカは、
書店5700店大学、生協など3329店、宗教専門店 3515店。
日本に比較してアメリカは、極端に少ないと言えます。
さて、Amazonが進出し、今後も出版物再版制は維持されるのか?
出版物売上高は、今後も減り続くのか?
町の書店はAmazonに侵食され消えていくのか?
果たしてそれでいいのか?関心を持たざるを得ません。
皆さんは、どうお考えになられますでしょうか。
ご意見をお待ちしております。
引っ越しや転居、出張の前にご自宅の本棚の整理はいかがですか??